事業計画とは

事業計画の必要性

事業計画とは、「事業を成功に導くために、事業運用に必要な具体的なアクションプラン(道のり、ロードマップ)を計画」したものです。

こんな風に考える方もよくいらっしゃいます。

一生懸命商売をしていれば数字はついてくるもんだにゃ
計画は頭の中にちゃんとあるにゃ
事業計画書をつくるのなんて時間の無駄だにゃ

成功するための戦略や戦術を練りある程度の予測をたててから行動する人と、何も考えずに行動する人では、どちらが成功する可能性が高いでしょうか?
また、お金を貸す側の立場になった場合、どちらの人を信頼して貸したいと思うでしょうか?支援(補助)してあげたいと考えた場合、どちらの人に支援したいと思うでしょうか。

大手企業で事業計画を作っていないというところはいまだ寡聞にして知りません。

事業計画を作る目的

事業計画を作る目的は大きく3つになります。

1.事業を運営するために必要なアクションを明確にする
事業にはやることが非常に多いです。それらを、どういう順序で、どう進めていけばいいのか。そのアクションを明確にするのが、一つ目の目的です。事業計画をつくることで、いつなにをやればいいのかが明確になってきます。

2.関係者に計画を伝え、納得してもらい、必要なサポートを得る
事業には多くの人のサポートが必要です。そのために必要なのは、サポートをしてもらいたい人たちに自分たちの考えているビジョンや目標を説明し、「たしかにそれは魅力的だからサポートしよう」と思ってもらうことです。つまり、まわりの共感とサポートを得るためにも、事業計画が必要になってきます。これが、二つ目の目的です。

3.事業運営開始後に、軌道修正する
どれだけ緻密に計画を立てても、実際に運営してみるとうまくいかないものです。そんなときには、どこが悪かったかを見なおし、修正するプロセスが絶対に必要になります。事業計画を立てていると修正するポイントがわかりやすくなります。悪かった、足りてなかったポイントを見直し、新たな計画を考えて行動することで事業は再び軌道に乗ってきます(いわゆるPDCAというやつです)。軌道修正をする、これが三つ目の理由です。

具体的には

事業計画は自分(社内)のために作るものと外部に向けて作るものに分かれます。
自分用としては計画書にまとめて進捗を確認したり、手帳にして社員に共有したり、また経営計画発表会に反映させたりします。
外部に向けて作るものとしては、融資を受けるために金融機関に提出するものや、補助金を受けるために公的機関に提出したりするものがあります。

事業計画は企業の将来像を描き、成長のための道のりを明確化にします。
補助金や融資の申請時など事業のあらゆる局面で必要となるのが事業計画の策定です。
金沢はんだプランニングは、石川県の中小企業の事業計画策定を支援します。